936: 2017/07/26(水) 13:40:47.57
おヒマ?
引用元: ・2ch.sc
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944: 2017/07/26(水) 13:41:59.78
No.366『共鳴』
■緊迫する謁見…!
チョウライ「…その前に」
「君達が知る限りで構わんのだが」
「この継承戦に関わっている者で君達以外に念を使える者は誰がいる?」
ベンジャミンの私設兵を一瞥するクラピカ
クラピカ「…我々の部屋に監視目的で来た第一王子の私設兵に防衛権の行使という理由で念による襲撃を受けました」
「つまり私設兵(彼ら)全員が念能力者と考えるのが妥当であり」
「軍事最高副顧問として彼らを束ねる第一王子も能力者と考えるのが自然かと」
チョウライ「あの好戦的な性格ならば念の存在を知ったその日にでも頂点を極めようと息巻くだろうしね」
「防衛権の行使などという理由をこじつけて有無を言わさず攻撃を開始するところも頷ける」
クラピカ「他にも王子達の護衛に応募した外部の人間達がいます」
チョウライ「ハンターか」
クラピカ「えぇ」
「プロハンターになる条件の一つに念能力の取得があるためです」
「最後に各王子の側近にも能力者がいる可能性があります」
「戦闘と縁のない王子達に自ら能力のことを打ち明ける人間はまずいないとは思いますが…」
チョウライ「ふむ」
「…」
クラピカ(ここからだ…)
(念の説明を詳しく行う上で六系統の話は避けられない)
(問題はチョウライからオレの系統について質問を受けた時)
(嘘を言うわけにはいかないがベンジャミンの兵に聞かれるわけにもいかない)
(かといってチョウライの警護兵に聞かれれば)
(その後で奴が警護兵を脅迫し情報を得るだろう…!)
(ここでチョウライが我々以外の人間を退出させなければ…!)
948: 2017/07/26(水) 13:42:32.80
>>944
きたあああああああああs
957: 2017/07/26(水) 13:44:15.89
>>944
ありがとうございます
959: 2017/07/26(水) 13:44:27.99
>>944
乙です
心理戦きたーーーーー
980: 2017/07/26(水) 13:47:36.74
>>959
と思ったらワッチョイ違うーーーーー
951: 2017/07/26(水) 13:43:23.54
チョウライ「ふむ…」
(予防線を張りながらも私を立てて話せる項目・話せない項目・話すべき項目とを明確に使い分けている嫌いがあり)
(言葉の端々にも神経を張り巡らせている)
(しかしそれは一つのイージーミスも許されないという意識の裏返し…)
(それほど彼らを取り巻く状況が窮しているということ…)
(…)
(駒に欲しいな…)
チョウライ「少し席を外してくれ」
スラッカ一礼しドアへ向かう
チョウライ、ベンジャミンの私設兵に対して「君もだ」
部屋の外に出る兵達
軽く息を吐くクラピカ
チョウライ「お目付け役に話を聞かれたら困るのだろう?」
クラピカ「…はい」
「我々の部屋に来た監視役はイヤホン型の盗聴機も耳に付けていました」
「チョウライ王子の部屋の監視役にもその可能性が…」
チョウライ「あぁそれはない」
「いくら長兄とはいえ上位の王子達の部屋に盗聴機を持ち込ませたことが発覚したなら一気に多対一へと追いやられる」
「『兵が勝手にやったこと』と言い張っても疑惑は晴れない上に我々が一斉に船内裁判で訴訟を起こせばさしものベンジャミンの発言力も低下は免れん」
クラピカ「なるほど」
チョウライ「洞察力も考察力も年相応に低い下位の王子達を監視している兵はわからんがね」
クラピカ「おみそれしました」
チョウライ「よしてくれ」
「では本題だ」
「念の基礎について話してもらおうか」
「…と言いたいところだが」
クラピカ「?」
チョウライ「まず私の念獣についての情報をもらおう」
「凡庸とはほど遠く…常識外とも言うべき超能力の存在」
「咄嗟には受け入れ難くとも少年のように心躍る感情が僅かながらも湧き出ている」
「いい大人が困ったものだ」
954: 2017/07/26(水) 13:44:07.75
お前ら凝を怠るなよ?
964: 2017/07/26(水) 13:45:04.25
「私の側にいるその獣…容貌は?」
クラピカ「燃え盛る車輪のような念獣です」
「王子の側を微動だにしません」
チョウライ「車輪?」
「フッ…まるで輪入道だな」
クラピカ「どのような力があるかはまだなんとも…」
チョウライ、オイトを見た後「ワブルの念獣は?」
オイト「!」
クラピカ「…それが私にもまだ確認出来ていないのです」
チョウライ「確認出来ていないとはおかしな話だ」
「思うに念獣とは宿主の側を離れず守護することが仕事のはず…違うかね?」
クラピカ「仰る通りですが念とはその力を持つ者の性格や経験」「育てられた環境等が大きく左右する千差万別の能力です」
「それに付随する念獣も同じことが言えるでしょう」
「事実」
「オイト王妃とワブル王子の護衛は私ともう一人を残して他の王子の念獣に全滅させられました」
「私が緊急放送を流す前です」
チョウライ「…」
クラピカ「どの王子の念獣かは特定出来ていませんし宿主の王子御本人も把握していないはずです」
チョウライ「…王子(われわれ)の意思に関係なく行動すると…?」
クラピカ「全く影響がないとは言い切れませんが王子たちの意思が直接反映はされないと私は考えています」
チョウライ(『念獣は自在に操れない』と認識させて牽制しているのか…?)
(いや…この状況で一国の王子に虚言を宣うことがどれほど命知らずなことかはわかりきっているだろう)
ワブルを見て
(摂理…善悪…)
オイトを見て
(理(ことわり)…)
チョウライ「まぁいい」
「次の質問だ」
クラピカ(…綱渡りとはよく言ったものだ)
場面変わってツベッパ陣営
966: 2017/07/26(水) 13:45:33.87
嘘バレだろうけどなかなか富樫っぽくできてる
969: 2017/07/26(水) 13:45:58.74
マオール「…という次第でございます」
ツベッパ「話はわかったわ」
(同時に電話を掛けたのはチョウライとベンジャミン…)
(てっきりベンジャミンを優先するかと思ったけれどまさかチョウライの電話に出るとはね)
(オイトの口添えかしら)
(何にせよこれでチョウライはネンジュウの情報を得られるはず…)
(マオールによるとベンジャミンの私設兵を扉の前に待たせていたそうだけれど…)
(兵が各王子の個室に向かったのは電話を掛けた時間より10分は前のことよ?)
(私の部屋にいる彼がインターホンを鳴らしたのもそのくらいのタイミング)
(待たせた…?第一王子(ベンジャミン)の兵を?あり得ない!)
(そんなことをすれば報告を受けたベンジャミンがすぐさま拘束の指令を出すはず!)
(この不可思議な事態は何を示唆している?)
(…)
(『私達は第一王子の私設兵との間に問題を抱えている』)
(電話口でのその言葉)
(『私達』に王妃と王子を含めるか警護兵だけとするかで認識は変わってくるけれど)
(私設兵ではなくベンジャミン本人との間に問題を抱えその処理に追われている…?)
(『私設兵との間』と前置きしたのは第一王子とのトラブルが知れると他者にそこを突かれ更なる窮地に追い込まれる可能性があるので)
(あくまで兵同士の個人的なトラブルと思い込ませたかった…?)
(この推測が当たっているのならベンジャミンは私やチョウライと同じ目的で電話を掛けたのではなく)
(そのトラブルに起因する粛清の布告?)
(一時間後の邂逅ではその辺りの反応も見つつ交渉したほうが良さそうね)
マオール(…)
(なぜツベッパ様は協定相手にツェリードニヒ様を…?)
(共闘をされるのであれば失礼ながら他に適している王子はおられる…)
(なぜあの方を…)
ツベッパ(後はツェリードニヒ…)
(愛想良く振舞ってはいたけれど腹の中はドス黒く私と組む気なんて芥ほどもないでしょう)
(でもね)
(貴方に限って言えば晩餐会は関係ないの)
(それまでに…ね?)
(裸の王様さん…?)
971: 2017/07/26(水) 13:46:30.08
嘘ばれだが出来はいいと思う
993: 2017/07/26(水) 13:49:21.13
この嘘バレ…今しかないという瞬間を狙ってきた…!
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もうこれでいいよ