ハンターハンター速報

休載開始でやっぱつれぇわ。

バレ 「変容」
船中の物置のような狭い部屋で3人が立ったまま会話している。

クロロ「ヒソカに変身できるか？」
静かにゆらゆらと踊るボノ。

シズク「あ、この曲好きかも」

体の穴から音を出しながら、ヒソカそっくりの姿に変身が完了。

ボノ「「変容」は時間は掛かるが、よく姿を知っている相手ならこれくらい似せることはできる」

驚くシズク。
シズク「出来過ぎじゃない？」

シズク「この格好でウロウロしてたら、ヒソカに間違われて他の団員に殺されそう」

ボノ「…」

クロロ「いや、この後話すが、それは大丈夫だ。解除条件は？」

ボノ「時間が経過すると自動的に解除される。そうだな、だいたい15分か。」

ボノ「あと、一日に何度も発動させることは出来る」

満足そうに邪悪な笑みを浮かべ、

クロロ「じゃあ「借りる」ぞ」

二人の肩に手を置くクロロ。盗賊の極意が発動している。

ボノ「え？」

シズクがサカナのような念獣が浮いていることに気づく。
シズク「これってまさか、団長？」

ボノとシズクを貫くインドアフィッシュ。
バタン、とドアが閉ざされ、真っ暗になる物置部屋。ガチャリと外から鍵を掛け、その鍵を無造作に投げ捨てるクロロ。
その表情は影になっていて見えない。シズクの叫び声が微かに漏れる。

一般客室、マチの部屋。
糸を紡いで何かの準備をしているところに、船内からの内線通話が鳴った。

電話「…ボクが本当に船に乗っているか心配してるんじゃないかと思ってね」

マチ「…今、何処にいる？」

電話「ククク…君とは今は会いたくないなぁ。
ボクが言ったこと、覚えてるかな？
ボクは君を殺したくないんだ」

マチ「…何処にいる？」
電話「2層、かな？もしかして1層だったり？」

イルミ「さて、と。これで旅団は上に向かうかな？」
中央警察署宿舎から電話を掛けていたのはイルミだった。部屋は最小限の設備しかない狭いもので、側にカルトも座っている。

カルト「何故わざわざそんな意味のない撹乱をするんです、兄さん…いや『ヒソカ』」

バレ 「変容」2
カルト「ここの内線は例え上層階からでも番号が表示されるから、
相手にはどこから掛けたか筒抜け」

イルミ「面白いから」

カルトの頭をポンと撫でたかと思うと、グニャグニャと顔が歪み、ゴムの中から現れたのはヒソカであった。

ナレーション:
復活したヒソカが身につけた新能力、「スタンリー・マスク」はゴムの薄い膜を全身に纏うことで、ヒソカのことを知っている対象に変身する。
ただし、誰かに触れられると強制的にこの能力は解除されてしまう。
能力名はヒソカが子供の頃に流行ったコミック映画から来ている。

カルト「(兄さん…！)」

電話に出たクラピカ。
クラピカ「…分からん。私の能力は蜘蛛を倒すために身につけたものだ。
その能力は、、ここに蜘蛛はいないと言っている」

ミザイストム「む？どういうことだ？
①蜘蛛でない連中をオレが誤認した
②クラピカの能力が無効化あるいは撹乱されている
③その他
ともかく、オレは情報は伝えたぞ。判断はそちらに任せる」

クラピカ「ありがとう。」
電話を置く。

クラピカ「…あるいは、蜘蛛が蜘蛛でなくなった…？」
不安げな王妃ら。首を振り、笑顔を見せるクラピカ。

クロロ「「旅団」という柵を今、断ち切る…！」

煽り「連載再開！クロロの狂気！！」

ただ待つ身はつれーな

最近は脳内ハンターハンターを語るのが流行ってるの？