ハンターハンター速報

バレ遅いな…うんこか？

クラピカ「裏窓”リトルアイ”発動！！」

ハエを捕まえて能力発動するクラピカ

クラピカ「よし、そのまま船内を探索しろ！」

クラピカ「ん？ここは・・・」

湯気が立ち込めて視界が悪くなる

？？「んっ！んっ！あっ！あっ？」

クラピカ「なんだ？？」



タイソン「ん！あっ！いい！いいのよぉ！！｣ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

複数の男に囲まれてるタイソン

クラピカ「なんだこれは！！何をしている！！」

誰かに跨ってるタイソン

パンパンパンパン

イズナビ「・・・・・・」

クラピカ「ししょおおおおおおおお！！！」


煽り 喪失は大きく・・・

フーちんはよ

No.362 方法

■告げられる真実ーー

護衛や女中に向かって立つハルケンブルグ
ハルケンブルグの正面にはツェズゲラがいる
ハルケンブルグ「…つまり 実力行使による王位継承戦」
ハルケンブルグ「これが今回の航海における父…国王の真の目的です」
女中「そ そんな…まさか…」
護衛「嘘だろ…」
ツェズゲラ（カキンの後継者問題は以前から耳にしていたがこれほどとはな…）
ハルケンブルグ「そして先程 私は継承戦の辞退を国王に申し入れました」
ツェズゲラ「…辞退は認められたのですか？」
ハルケンブルグ「…ええ 好きにしていいと言われました」
「しかし… 国王は継承戦に背を向けた私を許しはしないでしょう」
「他の王子達についても同様です」
「出航するまで継承戦のことを隠していたことは謝ります」
「今後も脅威にさらされることが明らかである以上 ここで辞めて頂いても構いません」
「安全かつ早急に２層へ移動できるように手配します」
「もちろん決められた報酬はお支払いします」
「しかし もしこれからも私に力を貸していただけるのであれば どうか どうかお願いします」
頭を下げるハルケンブルグ。女中や護衛がハルケンブルグに近づく
「ハルケンブルグ王子 頭をお上げください」
「私どもはいつでも王子の味方です 王子！！」
ツェズゲラ（…すごいな 王子同士が殺し合うことがわかったにもかかわらず脱落者はゼロか…）
（我々以外は長年ハルケンブルグに仕えている者たちとはいえ驚きだな）
（出航から約2時間半… 事前に説明するのではなく 長く隠しておくわけでもない）
（真実を告白するタイミングとしては絶妙…！）
（そして 我々が一度請け負った仕事を投げ出さないこともわかっていたのだろう）
（計算しているようには見えなかったが… やはり… カキン帝国の王子ということか）

ハルケンブルグ「ツェズゲラさん達はどうなさいますか？」
ツェズゲラ「無論 このまま任務にあたらせてもらいます」
「どういう事情であっても 任務を遂行するのが我々のモットーですから」
ハルケンブルグ「そうですか… ありがとうございます」
ツェズゲラにも頭を下げるハルケンブルグ
背後には鬼の念獣が立っている
ツェズゲラ（しかし… いま一番気にかかるのは この念獣）
（王子はストイックな性格で 金にも厳しいことで有名…）
（そのような人物が高額な報酬で我々を雇ったということは 念による攻撃も当然予想していたが…）
（念獣とは予想外だった）
（しかも これまでの王子の様子から見て王子は念を感知することができない）
（つまり…念獣は寄生型！！）
（…となると 誰が寄生させたかが重要になるが… 他の王子ではなさそうだ… となると国王か？）
（何れにしても いま迂闊に動くのは危険… まずは情報を集めなければ）
ツェズゲラ「ハルケンブルグ王子 今後のことを考え 警備計画を見直しましょう」
ハルケンブルグ「はい」
2人の護衛がその場を離れ、こそこそと電話をかける

女護衛「カミーラ様 ハルケンブルグ王子の護衛から連絡がありました」
カミーラ「そう 辞退するんでしょ」
女護衛「はい 仰る通りでございます ご存知だったのですか…？」
カミーラ「知らなくても解るわ 弟はそういう人間ですもの」
「でも逃げる者に興味はない… 彼の話はこれでお終い 下がっていいよ」
女護衛「はい」
カミーラが椅子に座ったまま言うと女護衛は部屋から出ていく
カミーラ「こんなことなら護衛(スパイ)を妹にでも譲ればよかったかしら」
「まあ どうせ使いこなせないでしょうけど…」

パーティー会場で談笑するベンジャミンに耳打ちする護衛
ベンジャミン（…ハルケンブルグが…）
ベンジャミン「わかった 下がれ」
護衛「はっ」
ベンジャミン（オレ様は来る者も去る者も許さぬ）
（逃げられると思うなよ このオレ様から）
不適に笑うベンジャミンの周りを龍のような念獣が飛んでいる

同じくパーティー会場でＶＩＰと談笑するツェリードニヒ
執事「ツェリードニヒ様 御退出の御時間です」
ツェリードニヒ「わかった」
ＶＩＰ「ではお話の続きはまた今度」
ツェリードニヒ「ええ そうしましょう」
パーティー会場から出て護衛とともに廊下を歩く
ツェリードニヒ「まったく 教養のないゴミ共との会話は骨が折れるな」
テータ「アームから連絡がありました」
ツェリードニヒ「アーム？ ああ ハルケンに付いてる護衛か どうしたの？」
テータ「ハルケンブルグ王子が継承戦の辞退を国王陛下に告げられたそうです」
ツェリードニヒ「そう あいつらしいね このことはベンジャミンも知ってる感じ？」
テータ「はい… アームはベンジャミン王子にも報告義務がありますから」
ツェリードニヒ「ん OK まああいつは情報を有意義に使える奴じゃないからいいや」
「いや… でもよかったよ ハルケンの奴が辞退してくれて」
テータ「なぜでしょうか」
ツェリードニヒ「オレは王子の中であいつだけを"人間"だと思ってるんだ」
「"人間"はできるだけ傷つけたくないだろう？」

再びクラピカのいる王子居住区エリア14にて
クラピカ「…"方法"の内容そのものは想像していたよりシンプルだな」
「それだけだと とても難易度が高いとは思えないが… 協力の段階に問題があるのか？」
ビル「ああ… パリストンの協力を得るにしてもビヨンド氏の協力を得るにしても本人の同意及び仲間の承認が必要になる」
「そこが最大の難関なんだ… だから危険性という言葉ではなく 難易度という表現を使った」
クラピカ「本人の同意はわかるが 仲間の承認とは具体的に何をすればいいのだ？」
ビル「それは人によって異なる 俺のように任務と計画を分けて考える者もいれば 何よりも計画の遂行を重視する者もいる」
「それに… クラピカ 君は十二支んとつながりがあるだろう」
クラピカ「！！」
ビル「パリストンが十二支んを辞めた今 協会側の人間というのは決して好まれる要素ではない」
「メンバーの中にはハンター以外の肩書きを持つ者もいる 承認がスムーズにいくとは思えない」
「くわえてビヨンド氏には拘束からの脱出という課題が残っている」
「これが残り２つの方法の難易度が高い要因だ」
クラピカ「なるほど… しかし ひとつ質問していいか？」
ビル「？ なんだ？」
クラピカ「今の話の中にはパリストンやビヨンドとの連絡方法についての説明がなかったが」
「同じ船内にいるとはいえ離れた場所からどのようにして連絡を取るんだ？」
ビル「それについては心配ない ちょうどいい 今から実際に見せよう」
「もともと出航してしばらくしたらパリストンに確認の連絡をするつもりだったんだ」
ビルが女中に声をかける
ビル「すまないが皿に水を張って持ってきてくれないか」
女中「はい わかりました」

女中が持ってきた水入りの皿を机の上に置き念を込めるビル
皿の水がだんだんと黒くなるとワニのような念獣が顔を出す
クラピカ「！！！」
ビル「これが俺の能力 "仄暗い水の底から(ウォーターコネクション)"」
「いろいろと制約はあるが 離れた場所にいる人間と連絡を取り合うことができる」
「今からパリストンにメッセージを届ける」
ビルはスーツから紙切れを取り出すと何か書いてワニに食べさせる
ビル「パリストンへ頼む」

ワニが水の中へと消えると水が透明に戻る
ビル「届いたな」
しばらくすると再び水の色が黒くなりワニが顔を出す
ワニの口から紙を取り出すビル
ビル「成功だ」
クラピカ「念獣を介してものを届けることができるのか？」
ビル「ああ 広く水を張ることができれば もっと大きなものも運べるが… 船内ではこれが限度だろう」
クラピカ「生物は運べるのか？」
ビル「運べる 暴れるような動物は少々厳しいが…」
クラピカ「なるほど… いけるかもしれない」
ビル「？」

トカゲを手で抑えるビル
ビル「…考えたな」
クラピカ「ああ １層は掃除が行き届いていて操作できるような虫や小動物はいない」
「しかし パリストンが５層の倉庫内にいると聞いて そこならば望みの生物がいるかもしれないと思ったんだ」
「失敗は許されない 頼むぞ ビル」
ビル「わかった」
スチールチェーンを出すクラピカ
クラピカ「"裏窓(リトルアイ)"発動！！！」
注射器の先から出た念がトカゲに移動する
イルカ「能力の発動を確認しました エンペラータイムを解除します」
少しふらつくクラピカ
ビル「大丈夫…か？」
クラピカ「…心配ない」
クラピカ（意外と自在に動かせるな…）
トカゲを見ながら動きを確認するクラピカ
クラピカ「…よし これから偵察を行う」
ビル「わかった 操作は君にまかせる」
クラピカ「まずは各王子の部屋からだ」
排気口の中に入るトカゲ
クラピカ（最初は…一番奥に行ってから戻るように見ていくか）
排気口の中をトカゲが走る
クラピカ（！！！）
コウモリのような念獣が前を通りすぎる
クラピカ（この辺りはエリア8 第８王子(サレサレ)の部屋か）
排気口から部屋の中を窺うトカゲ
クラピカ「！！！」
ビル「！？ どうした！！！」
クラピカ「王子を含め… 全滅している！！！」
部屋の中には干からびた死体がいくつも倒れている

■血も流れぬ狂気ーー

ツェズゲラ登場は面白そうだな

ツェズゲラの登場以外はありそう

ツェズゲラが出てくる件で微妙ｗ